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『チャンスがあれば… ストリートチルドレンの夢』 

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ぼくは悲しい、ほかの人たちとは違ってぼくには家がないから。

11歳のストリートチルドレンの言葉です。

心のどこかで、ぼくは自分に問いかける、ぼくはだれ、と。
なぜ、いったいなんのために、ぼくは生まれてきたんだろう、と。


最近、とても心に響く本を見つけたのでご紹介します。
チャンスがあれば… ストリートチルドレンの夢

この本は、アジア開発銀行が「チャンスがあれば…」というテーマで実施した、
ストリートチルドレンたちの夢を描くアートコンテストの、
応募作品の絵とメッセージを集めたものです。
アジア開発銀行が発行していた原書 “If I Had the Chance…”
心を動かされた5人の女性たちによって翻訳・編集され、
2007年5月31日に出版されました。

メンバーの一人、翻訳家の野坂悦子さんは川崎市麻生区在住。
ビタミンママ24号の「ビタミンミセス」のコーナーでご紹介させていただいた方です。
ご主人の転勤でオランダで出産・子育てしながらオランダ語を勉強し、
現在は絵本の翻訳家として活躍されているとても素敵な女性です。

チャンスがあれば…

「弟にクッキーを買ってあげたい。」
という6歳の子。

自分たちのように大人に利用されてひどい目にあう子がなくなるように
「先生になって貧しい子ども達を助けたい。」
「警察官になって子ども達のドラッグやけんかをやめさせたい」

と夢を語る子ども達。

性的虐待や肉体的虐待といった子どもへの虐待を全部なくすために
「私は強くなりたい。」
という14歳の少女の言葉には、
一体どれほどつらい経験をしたんだろうと心が痛みました。

お金持ちになりたいという子ども達も多いのですが、
その誰もが、得たお金で
「ストリートチルドレンや貧しい人たちが学校に行き、
ただで医療サービスを受けられるようサポートしたい。」

と語っています。

どの作品も子ども達のさまざまな夢が美しい色使いで描かれていますが、
そのメッセージからは子どもたちを取り巻く厳しい生活環境と悲痛な叫びが伝わってきます。
そしてそんな中でも子ども達は強い心を失わず、
自分の周りのもっと貧しく弱い人々へのやさしさにあふれています。

彼らよりずっと恵まれているはずの日本の子ども達の夢って、一体どんなのかしら?
わが子ははたして…?
と考えてみたとき、すぐに思い当たることがなく、ちょっと愕然としました。
チャンスに恵まれすぎていると、望むものがなくなってしまうのかもしれません。

皆さんも是非この本を読んで、お子さんと一緒に考えてみてはいかがでしょう。

【書籍情報】
『チャンスがあれば… ストリートチルドレンの夢』
編・訳「チャンスの会(三平シルヴィア、野坂悦子、河津佳子、灰島かり、壇上聖子)」
発行 株式会社岩崎書店(03-3812-9131)

かめきち


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